柏 整体 脳脊髄液を流す施術で体質改善

ストレスがなくても自律神経は乱れる?

ストレスがなくても自律神経は乱れる?

GWは皆様、いかがお過ごしでしょうか。
ストレスの溜まっている方はできるだけ発散していただきたいですが、環境によっては余計にストレスが溜まるという方がいらっしゃると思うので、お気をつけください。

先週のことになりますが、自律神経の乱れが、肩こり、頭痛、めまいなどの症状として現れる二十代女性の患者様がいらっしゃいました。

もう何回か施術して、2週間に1回の頻度になっているのですが、慢性的だった症状が、今は朝は大丈夫だけど、夕方あたりからつらくなり始めるとのこと。

私が「この2週間で1番楽だった日はありますか?」と聞くと、
患者様は、「ライブに行った日は調子よかったです」とのお答えでした。

これはストレスがなく、頭蓋骨の呼吸がうまく働き(ストレスがあると呼吸は小さくなり、脳脊髄液の循環は悪くなります)、脳脊髄液の循環がよく、筋肉が緊張していない状態がつづいた結果、体調がよかったのだと思います。

ただ、この患者様はストレスがあると自覚していないタイプの方だったので、体調の良し悪しで、そうなのかな?と思う程度だったらしいです。

ストレスに自覚がないというのは一般的にはいいことです。
ストレスに意識が向くと、気持ちがマイナスに働きやすくなるからです。
ただ一方で、ストレスに無自覚な方は、無防備でもあります。
不意に体が不調になってしまう方も多いです。

ストレスを自覚できていない方は、症状に目を向けてみましょう。例えば、疲労や肩こりや頭痛に目を向けて、症状が出始める前の違和感の時点で無理をしていると気づくことです。

自律神経の乱れから来る症状は体の内側から発生します。体のこわばりなど、体を守ろうとして常に脳が指示を出すので、外から揉んでも柔らかくしても、また内側から硬くなろうとします。

一度それが出てしまうと一日中続くことがあるので厄介です。

それを日常生活の中で対処するには、症状が出る前の違和感が出たとき(ちょっと首がつらいな、頭が少し重くなってきた)に、首を回すなど、体を動かして同じ姿勢をとらないようにすることです。
それだけで一度筋肉の硬直が解除され、またもとの状態に近づきます。

面倒ですが、これは当院にかよう患者様からも効果があるとおっしゃっていただいた対処法です。

症状が出た後に、がんばってストレッチするよりも、出る前に体を一度リラックスさせましょう。

もし、症状が出る前の違和感に気づけない方がいらっしゃるのであれば、一時間に一度同じ姿勢や動作に休憩を挟んでください。

IT系のデスクワークで目がつらくなる、頭痛、気分が落ち込む30代男性は一時間に一度、休憩室にいって体を動かしてから症状が出にくくなりました。

今回かなり長くなってしまいましたが、お伝えしたいことは、

ストレスをためければ自律神経の症状は出にくい。

ストレスの自覚がなかったり、ストレス環境から逃げられないのであれば、症状が起きそうになる前に、休憩などを入れて一度リセットしましょう。

でした。お読みいただきありがとうございました。

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