低髄液圧症候群
2019.10.09
カテゴリ:ブログ
低髄液圧症候群
最近、低髄液圧症候群について患者様から聞かれました。
芸能人の方でお困りの方がいてニュースでとりあげられたそうです。
たしかに低髄液圧症候群は、脳脊髄液がもれ出てしまう危険な症状(脳脊髄液減少症)です。
脳脊髄液のページでも説明しましたが、脳脊髄液が減って、脊髄圧が低くなると、原因不明のめまい、倦怠感などのさまざまな症状が出て、ひどいと車イスや寝たきりになってしまいます。
脳脊髄液は簡単に言うと元気の源です。これがないと体の調整がうまくいかなくなります。
やっかいなのが、病院で診断されない場合もあるということです。
脳脊髄液が減っているかどうかを判断するのは難しく、心療内科や精神科を紹介されてしまうこともあります。
例えば、小、中、高生の患者様も多く当院にいらっしゃいますが、たいてい朝起きられなかったり(起立性調節障害)、学校へ行けない子が多いです。(この場合、精神的な問題だけでなく、本当に体が動かない症状が出ています。)
毎日、学校が楽しくて友達も多く、スポーツもたくさんしている高校球児でもある日突然起きれなくなるケースもあります。
原因はただ脳脊髄液の循環が悪くなっただけでです。
ただ、若い方が施術効果が高く、早い子だと数回で症状が完全になくなる方もいらっしゃいますのでご安心ください。