うつは炎症が原因?
うつは炎症が原因?
最近書籍やネットなどで、
「うつは炎症が原因」などとよく見かけるようになりました。
私はそれを見て、様々な原因の一つとして十分ありえると感じました。
なぜなら、施術によって、うつや、不安、怒りがおさまらない、落ち着かない、という症状の患者様に感情的な改善がみられることが多かったからです。
脳脊髄液は、脳と脊髄を文字通り「水槽」のように満たしている透明な液体で、脳に栄養を届け、老廃物を運び去る重要な役割を担っています。
脳から生み出されている脳脊髄液は、常に動いている頭蓋骨の動きがポンプの役割をして、循環しています。
それがストレスなどによって、頭蓋骨の動きが弱くなると、脳脊髄液中に老廃物が溜まってしまいます。
それによって自律神経失調になるのですが、それが先に触れた「炎症」としてとらえられているのだと思います。
脳脊髄液中の老廃物には、サイトカインやケモカインといった、炎症を引き起こす物質も含まれています。これらの物質が脳内に蓄積されると、脳の神経細胞が常に刺激され、慢性的な脳の炎症が引き起こされるのです。
この脳の炎症は、記憶力の低下や集中力の散漫、頭痛、めまいなど、さまざまな不調の原因となる可能性があります。また、アルツハイマー病などの神経変性疾患との関連性も近年注目されています。
施術で頭蓋骨の動きを正常化すると、老廃物は洗い流され、健康な状態に戻ります。
日が浅く、軽い症状でしたら当院に通わなくても改善する可能性がございますので、よろしければ以下の方法もお試しください。
・適度な運動
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、全身の血行を促進し、脳脊髄液の流れをスムーズにする効果があります。特に首や肩周りの筋肉を動かすことは、直接的な効果が期待できます。
・質の良い睡眠
睡眠中は、脳の活動が休息状態(副交感神経優位)になり、脳脊髄液による老廃物の排出が最も活発に行われることが分かっています。十分な睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとることが何より重要です。
・正しい姿勢
長時間同じ姿勢でいることは、首や肩の筋肉を硬直させ、脳脊髄液の流れを妨げることがあります。デスクワークの合間に休憩を挟み、首を回したり肩を上げ下げしたりして、こまめに体を動かしましょう。
脳脊髄液の循環不良は、一見すると脳とは関係ないように思える体の不調の根本原因となっているかもしれません。