起立性低血圧症について
起立性低血圧症について
先日も低血圧症についてお話しましたが、今日はその中でも患者様が多い、起立性低血圧症についてです。
どんな病気?
起立性低血圧症は動き始め、とくに寝ているときや、座っているときから急に立ち上がった時に血圧が下がり、ふらつきやめまい、だるい、疲れやすい、動悸、視野のかすみ、視界が真っ暗になる、時には失神などを伴う病気です。
原因
立つと全身の循環血液量のうち、500~800mlは腹部や下肢に移行します。そうすると心臓にもどる静脈還流量が減少します。そのため、心拍出量(心臓から送り出す血液量)は減少し、大動脈や頸動脈洞に存在する圧受容体(血圧をコントロールする器官)の刺激も低下します。正常なら、これが誘引となって交感神経を中心とする調節反射がはたらいて、心拍数の増加や心臓の収縮能、末梢血管の抵抗が高められ、立位になっても血圧が維持されます。しかし、このような血圧コントロールの過程のなかで、何らかの原因で調節反射が正常にはたらかないと、血圧は起立時に下がったままで臥位の状態にもどらず、起立性低血圧となります。
症状の現れ方
めまいやふらつきなど起立時の症状は午前中に出現しやすく、とくに食後や運動後に増悪することがあります。高齢者ではとくに食後に一過性の意識消失発作(失神)を認めることがありますが、その原因として、食後に血液が内臓にたまることが、全身の血管抵抗を減少させているとされています。
相談は無料です お気軽にお問合せください
○つくばエクスプレス柏の葉駅より徒歩16分です。
詳細はアクセスをご覧下さい。
ご予約・無料相談専用 TEL 04-7157-0230
柏の近くにお住まいで痛みやしびれ、頭痛、不眠、自律神経症状でお悩みの方。車で来れる柏市の整体院、柏松葉町カイロ整体院におまかせください