中枢神経
中枢神経
神経の役割
そもそも神経の役割とはなんでしょうか。
簡単にご説明すると、人間はなにかを受けて動作をするとき①センサー（手や足など）で得た情報を脳に送り、②脳は情報を分析し判断を下し、③その命令を実行させる情報を伝え体を動かす。神経は、この三つの情報が通る道をつないでいる糸のようなものです。
その神経を大きく分けると二種類になります。（細かく分けるともっとたくさんあります）。そのうちのひとつが中枢神経です。
中枢神経
中枢神経はその名の通り、脳と脊髄にある大事な神経です。
全身のセンサーから送られてくる情報を受け取って判断し、その対応を決定します。それには生後、学習によって後天的に獲得した記憶や、経験、知識に基づくものと、先天的に持っている無意識的、本能的に行っているもの（呼吸などの不随意運動、自律神経がかかわってきます。）の二つがあります。
前者は意識的な行動で大脳皮質を使う脳の高次神経機能といいます。
後者は無意識に、脳幹や脊髄で行われる自律神経機能（体温、血圧、心拍などを調整）で、間脳の視床下部が統率しています。
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