頸椎（首）について
頸椎（首）について
頸椎（首）はどんな仕組み？
人体には、骨が連なってできた背骨（脊柱、脊椎）がありますが、頚椎はその部分の上から７つの椎骨がだるま落としのように積み重なって、脊椎を形成しています。
椎骨はいずれも、後ろに穴が開いていて、上下に連なり、脊柱管を構成します。
空洞は連なりの中に、脊髄という神経の束が通っており、それを７つの椎骨は守るためにあります。
※椎骨の間には、両側に小さな隙間があり、そこを通って脊柱管から左右に脊髄神経が出ています。脊髄神経のおかげで私たちの筋肉が働いて体を動かし、皮膚は温度や圧力、痛みに感じ反応できるのです。痛みを感じる＝組織が傷ついているというサインです。
ひとつの椎骨が変位、曲がってしまったりすると、神経に触れ、圧迫し症状が出る恐れがあります。
首の痛み、手のしびれが出る方、ちょっと首を回してみてください。どこかで楽になる箇所がありませんか？当てはまる方は椎間板ヘルニアの疑いがあります。
椎骨の間には、椎間板というグミのような、クッションの役割を担う軟骨があります。
椎骨が変位すると、きれいにおさまっていた椎間板が出て神経を圧迫することによってヘルニアの症状が出ます。（ハンバーガーでたとえると、椎骨をバンズ、椎間板がハンバーグで、バンズがずれ、それによって、はみ出たハンバーグが神経に触れ、痛みが出るイメージです。）
頚椎は頭を動かし、支えるほかに、脊髄も守っています。
上部頚椎（首の上の方）は非常に大きく動き、可動域も広いです。他の骨組織が付着していません。
ですがそれは裏をかえせば、ほかの組織に守られていないため、外からの力に無防備でもあるということです。
首には大事な神経がいくつも通っています。症状の原因にもなりやすい場所です。
○柏駅より徒歩6分です。
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