脊柱
脊柱
脊柱
背骨といった方がなじみ深いと思います。
体を支える柱となっており、脊髄を保護しています。
32～35の椎骨が上から、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨を構成しています。脊柱は、横からですとＳ字に見えます。頸部（首）と腰部は前方に、胸部と仙尾部は後方につきだすようにゆるくカーブして連なっています。これは、人間が立った時、体のバランスを保つためにできており、胎児や新生児の場合は後方に湾曲しています。
椎骨
上記で触れた椎骨のご説明をします。
背骨を構成する一つ一つの骨で、貨物列車のようにつながっています。
前方の短円柱の椎体と、後方の椎弓から構成され、上下の椎体の間は、丈夫な弾力性のある線維軟骨からなる椎間円板が挟まって椎体を連結し、クッションの役割を果たしています。上下の椎体の椎体と椎弓は靭帯でつながっており、椎体と椎弓の間には椎孔という孔（穴）があり、頭蓋腔から仙骨裂孔までつづいていて、脊髄の通り道の脊柱管を形成しています。
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